忘却曲線を意識した復習
理解度ボードで、弱点を見つめる
理解度ボードを開くと、自分がどの教科でつまずいているか、どの年度が手薄になっているかが一目で分かります。まずはこのボードを眺めて、「どの教科の、どの年度が重要か」を自分なりに考えるところから始めてください。感覚だけで「苦手な気がする」と思っていた部分が、数字で見るとまったく違う場所だった、ということもよくあります。
忘却曲線を最大限に活かす「フィルタ学習」
朝いちで、理解度1を見直す
まずは朝のうちに、理解度1(いちばん低い評価)の問題を見直す時間を作ってみてください。1日のうち、頭が一番すっきりしている時間に「分かっていないもの」へ向き合うのが、もっとも効率がいいやり方です。
わからなくていい。「保留」で十分です
2回目に解いても、やっぱり分からない問題があります。それでいいんです。2分考えてみて、それでも分からなければ、それは今の自分にとって「本当に分からないもの」なのです。無理に理解しようとせず、メモに一言「コレのまとめをつくりたい」と書いておきましょう。その日のうちに時間が残っていれば、そのまま見直しに進めます。時間がなければ、それでかまいません。保留にしましょう。
3日後、7日後、1ヶ月後——見直しの積み重ね
次の日、また演習の中で理解度1の問題を見直します。時間が余れば、理解度2の問題も見直してみてください。すると、メモに「コレのまとめをつくりたい」と書いておいたことに、また出会います。まとめられるチャンスが再びやってきたということです。それでも時間がなければ、また保留でかまいません。見直しの間隔を3日前・7日前・1ヶ月前と幅を持たせておくと、理解が難しい問題ほど、何度も見直すチャンスがめぐってきます。
「わからなかった問題」が1ヶ月後にまとめられる奇跡
不思議なもので、あれほど分からなかった問題が、1ヶ月後にはすんなりまとめられるようになっている——そんな瞬間に、多くの受験生が出会います。一度で理解しようと気負わず、3日・7日・1ヶ月という幅の中で何度も出会い直す。これが、忘却曲線を応用的に使いこなすということです。フィルタ学習を、ぜひそんな風に活用してみてください。
